Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツとスイスの窓

ドイツの窓は窓枠が太い。一般の家ならたいてい同じ大きさ。1軒の家でも同じだし、家同士でも同じ。工業品の規格があるのかなあ?そして鎧戸がない。よく言われることだけれど、窓ガラスがピカピカ、夏は植木鉢がバルコニーにかかっていて、花いっぱい。 そ…

地下鉄(メトロ)に乗って

篠原哲雄=監督、2006年日本 この監督さんも好きなのでちょっと期待していたけど・・・昭和39年の日本(東中野、地下鉄丸の内線開業の日)とか、戦争中の銀座線とか、戦後の闇市とか興味のある題材(風景)ばかりなのに、作りもの臭くてだめだった。浅田次郎…

ゴールデン・スランバー

中村義洋=監督、2010年日本 堺雅人、吉岡秀隆、劇団ひとり キーワード:テロ。宅配便業。仙台(原作者の伊坂幸太郎さんの出身地なのか?)。 堺雅人演ずる男が、意図せずかつ巧妙にテロリストに仕立て上げられる、という話。劇団ひとりが真面目に演技してい…

「ホメオパシー」についての会長談話

ついに出た.元記事はここ.日本学術会議会長の金澤一郎さんより. 「プラセボであっても効くのだから治療になる」とも主張されていますが、ホメオパシーに頼ることによって、確実で有効な治療を受ける機会を逸する可能性があることが大きな問題であり、時に…

JECFAがCdの耐容摂取量を1カ月当たりの量として設定するように変更.

元記事はここ.いままでは1週間当たりの量(PTWI,Wはweek)として7 μg/kg body weightが設定されていたが,それを取りやめ,PTMI(Mはmonth)として25 μg/kg body weightを設定した.理由は,半減期が長いため. 本当はPTLI(Lはlifetime)とするのがカドミ…

マレーシアの土

忘れないうちにマレーシアの印象を. クアラルンプール国際空港からクアラルンプール市街まで特急で移動するなかで見た,ほんのわずかな光景から受けた印象で,きわめて限定的であることはお断りしておく. なんつーか,気候はパワフルなんだけど,土が均一…

秋刀魚の味

小津安二郎=監督、1962年松竹 大洋=阪神戦を見に来たシーンがあるので、舞台は横浜。テレビに映る横浜球場の映像に「大洋漁業」が(キャッチャー後ろの広告)・・・。第1次産業がプロ野球のオーナー企業ということに時代を感じる。 岩下志麻、杉村春子の…

ライアー・ゲーム ザ・ファイナルステージ

松山博昭=監督、戸田恵梨香、松田翔太 マレーシア航空の機内で鑑賞。夫は3回観たと言っていた。それくらいじっくり観たい、よくできた映画。まず、松田翔太くんがかっこいい!!!松田優作よりかっこいい。 選ばれた11人のプレーヤーがエデンの園ゲームに…

生物多様性とは何か

井田徹治=著、岩波新書 これだけ新書をたくさん読んでいるにもかかわらず、岩波新書は久しぶりだ。どうも、岩波新書の地位は相対的に低下している気がする。安井先生のHPで紹介されていたから読んでみたけれど、今一つだ。内容が総花的というか、「生物多様…

論戦力

筆坂秀世=著、幻冬舎新書 これでCGJ(志位GoodJob)の概略を知った(笑)。しーかーしー。何を持って論戦力があるかの基準が私と違ったので、共感できないところ多々あり。おやじ特有のはぐらかしテクニックを論戦力と言っているだけの記述もあり。蓮舫さん…

政策論争のデタラメ

市川真一=著、新潮新書 着眼点と問題提起は確かに鋭いと思うが、この著者のオリジナル感はなく、ほかの論客とアイディアがかぶる印象。要は「どこかで聞いたな、この切り口」。加えて、どうすればよいかの処方箋がお粗末。だれでも気づきそうなものだし、実…

失敗学のすすめ 

畑村洋太郎=著、講談社文庫 うちのボスとスタンスが似ている。たたき上げで骨太、アカデミック、しかし外部(=社会)との融和がすごく上手、というところが。畑村先生に関してはお会いしたことがないのでイメージですが・・・ とても読みやすい文章だった…

ドイツ家族旅行記8日目またはエピローグ

8月6日(金)クアラルンプール〜成田〜山形 この飛行機でも4人とも爆睡で,意識が戻ったら成田,という感じ.ただし,私は基本的に機内食はほぼ完食(寝てるのに食事の時はしっかり起きる,だから太るんだな). 成田エクスプレスにて東京,新幹線で山形へ.…

ドイツ家族旅行記7日目

8月4日→8月5日(木)フランクフルト〜クアラルンプール この旅行で3回目の飛行機搭乗.子どもたちも機内での時間の使い方にすっかり慣れて,寝てほしいときには勝手に寝てくれるし快適快適.爆睡している間にあっという間にクアラルンプール着. しかし,空…

ドイツ家族旅行記6日目

8月3日(火)ヴィンタートゥール〜フランクフルト 今日は列車での移動日.ただしバーゼルからは新幹線ICEなので,ちょっとリッチな旅である. 噂に聞くコンパートメント(6人席)を4人で占領し,新幹線の食堂車でランチ.絵に描いたような幸せ家族(笑).夫…

ドイツ家族旅行記5日目

8月2日(月)ラベンスバーガー出版博物館〜ボーデン湖〜ヴィンタートゥール(スイス) 今日は午前中ラーフェンスブルクの町で過ごす.ドイツの有名な玩具メーカー,ラベンスバーガー社が運営する「ラベンスバーガー出版博物館」へ.夫は「取材」と称してボー…

ドイツ家族旅行記4日目

8月1日(日)ラベンスバーガー遊園地 今日は遊園地(ドイツ語でSpieleland).ラベンスバーガー社というドイツの玩具メーカーが創設したもので,ドイツで知らない子はいない,超有名子連れお出かけスポットらしい(ラベンスバーガー遊園地のサイト).そして…