Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

理性の限界

高橋昌一郎=著,講談社現代新書「東大生の論理」(ちくま新書)があまりに面白く,ついついコンプリ病が発症. 座談会形式は,安井先生のHPもそうだが,一人一人のキャラが立ってないと凄く難しいはずなのに,そのへんの手腕が秀逸だった.とくにカント主義…

知性の限界

高橋昌一郎=著,講談社現代新書

食品安全委員会メルマガコラムより

水銀がらみの話.米国人の魚の食べて良い頻度が日本と違うことについて「日本とはやや違うようです。」「(日本の)食品安全委員会の評価結果を教えてあげたいですね。」どういう意味で教えてあげたいんだろう?食生活が違えば食品の摂取量基準は違って当た…

ローマ人の物語34

世界史で「ローマ帝国キリスト教国教化」というフレーズを習った気がする。なぜキリスト教が広まっていったか、という納得のいく答えはこの年になってこの本を読んで初めて出会った。 ポスト・パックス・ロマーナで、社会が少しずつ傾いている時代だから。「…

24時間オンラインな日々、始動

ついに24時間オンラインな生活が実現してしまった。 職場では仕事でネット使いまくりだし、山形の家でもパソコン3台&フレッツ光接続の完璧な状態で、全然オフライン生活ではなかった。だから唯一の自分の時間が持てる、つくばのアパートくらいはオフライ…

休暇中やったこと

・繕い物(子どもたちの服) ・衣替え(子どもたちの服,スキーウェア出しと点検) ・寺会計エクセル入力(7割方終了) ・檀家名簿をPCにて更新 ・年賀状書き(所要時間:印刷も含めて2時間弱・・手抜き) ・鏡餅作成とレイアウト ・年始客にお茶出しとご挨…

東大生の論理

高橋昌一郎=著,ちくま新書 面白かった! 東大駒場の理系学生が履修する論理学といえば、”シミロン”と言っていた清水先生の記号論理学だった。ベン図から入って背理法、○○の公理、カップとキャップ、AかつBならば・・・こんなんばっかだった。試験は簡単…

さらば厚労省 

村重直子=著,講談社 ワクチン接種の光と影ネタ(とくに小児の)をウォッチしていて偶然見つけた本.「村重直子の目」からのリンクで知った.医系技官の悪い習慣(国内医薬品メーカーの過剰保護につながる、logical, reasonable, transparentでない意志決定…