飛行機の中でクラシックを聴くとか、ありえないわーと思っていたが目を閉じて眠るのには良い。
ただ、マーラーを聴いてしまったら眠れなくなった。これ。
管も弦もエッジが利きすぎってほど利いている。第一楽章のCelloは、SoloですかSoliですかってくらい、揺らぎが少なくて集約している。
そんな尖ったマーラーも良いね。狂気的なストーリーが際立つというか、アニメ的になる。たとえば、第二楽章の弦楽合奏はまさに宮崎駿の「紅の豚」の、美女との出会いと別れ、というあの甘く気だるい雰囲気でビビる。
そんな想像が弾んだけど、実際はどうなんだろう。CDを買って静かな部屋で良ーく聴いてみたい。