Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

紅一点論

斎藤美奈子(著),ちくま文庫前評判の割に、個人的にはイマイチ。ただし、ナイチンゲールの「すご腕実務派ばばあ」説、いいね。そういう見方が大事だ。 あと,是非読みたい本: 多尾清子「統計学者としてのナイチンゲール」医学書院,1991

あほらし屋の鐘が鳴る

斎藤美奈子(著),文春文庫これは時事評論の部類に属するのだろうか.面白い。一テーマの文字数が文庫本のぺージ数で5ページくらいが一番面白い。そして,これが連載されていた「pink」という雑誌をリアルタイムで読みたかった.挿絵が斎藤美奈子の毒…

読者は踊る

斎藤美奈子(著),文春文庫これも書評.1テーマの分量が短すぎるので彼女の魅力が出ないのか,イマイチ入り込めない. ベタボメはしないが「なんであんな本が売れてるのよ!」という憤り,というか心意気は買おう.『パラサイト・イブ』の最後の文章を写し…

山形は晴れると天国

斎藤美奈子は文芸評論家だが,自分が読書していないと書評はイマイチ入り込めない.例えて言うならば,買う気がないがデパートのウィンドウショッピングをしているみたい.ホントに買うときは気合が違うものね.

今日から山形

9連休です.私の場合,毎日24時間子どもの世話が付いてくるのでかえってハードではあるのですが,山形の義母とおばあちゃんに会えるのは嬉しい.山菜のてんぷらはもう食べられるかな?休暇中の野望は読書で,細切れ時間を活用して斎藤美奈子を3冊読破したい…

リスクセンス―身の回りの危険にどう対処するか

ジョン・F. ロス (著), John F. Ross (原著), 佐光 紀子 (翻訳) ,集英社 (2001/03) 本読みまくり.この本はイマイチ.心理的にどうこう,とか一般論多いのでは? 今第六章.もう少し後ろに行くと違ってくることを期待. ・・・いや,最後まで一般論だった.…

エコハウス

今度,山形に建てる家はエコハウスってヤツで,山形ではまだ比較的珍しい高気密.かの地では夏が暑いというイメージから,断熱はあまり重視されていないようなのだ.かつ,最先端といわれる外断熱方式.結露なしがウリのようだ.そして,セントラルヒーティ…

趣味は読書。

斎藤美奈子(著),平凡社これは面白い.まず,読書代行業ってのがウケる. ベストセラーって,善良な市民(読書界の中間層ってやつだね)が読んでいるのかー,そうかー.『5 大人の本は「中学生むけ」につくるとちょうどいい』 『6 ものすごく売れる本は…

たまには,時事ネタ

斎藤美奈子(著),中央公論新社 本人もお書きになっているが,やはり文芸評論より時事ネタ評論は面白くない.どうも,視点がセコイのである.細かいことをネチネチ突っ込んでいる感じ.また,斎藤美奈子の持ち味でもあるのだが,視点がみょーに歴史的でそれ…

硝酸塩は本当に危険か―崩れた有害仮説と真実

J.リロンデル (著), J.L.リロンデル (著), 越野 正義 (翻訳) ,農山漁村文化協会 (2007/01) 12月くらいに読み始めたが,まだ読み終わらず.他の本に浮気をしていることもあるが・・・ しかし,全体にすごく分かりにくい.因果を明らかにしようとして書いてい…

土曜フォーラム070331

池上彰さん,週間子どもニュース時代から比べるとお年を召されたのは否めない,が面白かったぞ. 感想は出演者のGさんにGさん関連のことは伝えたが,その他について覚え書き・JBRCの吸入暴露試験のケージの大きさに驚く.確かに,マウスのオスメス100匹一度…

息子不調のため

今日は仕事を休んで,にわか主婦しています.しかし,まさに三食昼寝付きライフを送ってしまった….2:00 ヨーヘイくんがフエ〜ンと泣くので起きる.熱を測ったら38.4度で解熱剤ギリギリラインだった.とりあえず寝る. 7:00 体温は37.8度.食欲もバッチリ…

開放感

先週,〆切を延ばしていた仕事を一応完成させ提出した.(一冊の本になる原稿を仕事で書かせてもらっている.枚数はA4で300ページ,そのうち私が書いたのは200ページくらい.ただし!〆切から遅れること6ヶ月.ツラかった,涙,涙,涙)というわけで,就職し…

リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか

中谷内 一也(著)日本放送出版協会 (2006/07) リスク認知学の第一人者の先生.案外若いと知って驚く.書いていることは正しいんだけど「じゃあどーしたらいいの!?」という問いには答えてくれないなあ. でも,教科書的知識は得ることができた(こういう本は…

リスク理論入門―どれだけ安全なら充分なのか

瀬尾 佳美(著) 中央経済社 (2005/04) (070610記) これは面白い.著者は青山学院大の助教授らしい.しかし!全然「入門」ではないですね. カドミウム関連の執筆をしているので,書き振りが大いに参考になった. リスクマネージメントで科学的な扱いが難しい…

安全のためのリスク学入門

菅原 努 (著) 昭和堂 (2005/07) 「マスコミのリスクに関する報道に接するときは,本当にそれが確率の高いものなのか,またその問題が広まることによって得したり儲かったりするのは誰なのか,を頭において」 「リスク情報に何かの例えを使うときは,この種(…

安全と安心の科学

村上陽一郎 (著) 集英社新書 (2005/01) Amazonで大人買いした一冊. 医療現場がいかに危険に満ちているか,それに対して危機管理がいかに脆弱かを改めて考える.「人間は誰でもエラーをおかす」←このことを気に留めておくのがとても大事!!!仕事柄なじみの…

銅とアルミニウムのおはなし

前 義治 (著) 日本規格協会 (2000/10)職場の同僚Tさんより借りる. 原子1個レベルの話にはあまりなじみのない私.転位って,規則正しく並んでいる原子のお隣さんが一個欠けることらしい.これって,ナノの話でも良く出てくること?表面化学ではこれで活性が…

ALWAYS 三丁目の夕日

監督:山崎貴、2005年製作、日本作品集団就職のシーンとか、もらいっ子とか、それだけで泣ける。温かな笑いがある。建設中の東京タワーがこの映画を語られるときに必ず出てくるが、高さが少しずつ変化していっているところで四季が表現されているのが細かい…

パイパ,ブブ,ワンワ

下の子(1歳2ヶ月,男)が言葉をしゃべりだしたので忘れないように記録.カタコトをしゃべる時期って面白いです.「パイパ」おっぱいが欲しいとき,私の胸を叩いて催促. 「ブブ」車を見ても,電車の絵本を見ても何でもブブ.車輪があるものは全部らしい. …