Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

危機の宰相

沢木耕太郎(著) ,文春文庫 戦後日本が最もドラスティックに変化した1950年代後半〜1960年代前半.池田勇人によって所得倍増というスローガンが声高に叫ばれた.その裏事情〜〜〜私は池田首相の顔も全然知らないけれど,沢木さんに書かれれば親しみのあるオ…

フードセキュリティ―コメづくりが日本を救う!

山下一仁 (著) ,日本評論社 汚染米問題の根本原因はミニマムアクセスを受け入れていることにある. だから帯の文句は”食の安全+食料安全保障=フードセキュリティ” 上記「農協の大罪」より分かりやすい.新書より専門書の方が分かりやすいって,どうよ(笑…

農協の大罪

山下一仁 (著) ,宝島社新書 農協の存在意義は,戦後の食糧生産を安定させることであり,それにはまず農民の士気高揚と農村地域の繁栄を約束させることが必要だった(農業と商工業の所得格差の解消).だから農村が貧しかった1960年代までは農協は非常に有効…

果物オンパレード

勘のよい方はお気づきかもしれないが、今山形はさくらんぼの最盛期。檀家さんや近所のお客さんが来るたび手土産を持っていらっしゃるが、それが全部さくらんぼなのである!!! なんと、2日間で合わせて4kgのさくらんぼを頂いた。 それに加えて、メロン…

クレー射撃場の土壌中鉛濃度

秋田魁新報のニュースをとりあえず保存.具体的な数字にアクセスするのって案外大変なので〜〜含有量は最大で13g/kgって,1%以上が鉛ってこと.濃度分布を知りたい. 県立射撃場、基準値超す鉛検出 08年度土壌調査 由利本荘市岩城の県立総合射撃場内にあ…

環境政策を考える

華山謙=著,岩波新書(黄版41) 学生時代に読んだつもりだったけど,読んでませんでした.なんだか分かりにくかった。理由は、章のタイトルと内容が一致していないと感じたから。また、内容がバラバラとしていてターゲット絞れていない印象。 この著者はゾ…

次女発熱

生後4ヶ月にして2回目の風邪.上二人と比べて格段に弱い気がする(保育所も行っていないのに)のは,早く産まれたからのせいか? Y大の先生に質問したら「母体免疫が十分移行する前に生まれてくると風邪を引きやすくなる可能性はあります」なんたる模範的回…

小1の壁

働く母親が突き当たるものとして,まずは出産後も仕事続けるかどうか,というのがあることは良く知られているが,「小1の壁」という言葉もあるそうな.最近,確かにそれを実感する!!長女が小学校に入って,親が関与する学校行事の多いこと多いこと.4月…