山下一仁 (著) ,宝島社新書
農協の存在意義は,戦後の食糧生産を安定させることであり,それにはまず農民の士気高揚と農村地域の繁栄を約束させることが必要だった(農業と商工業の所得格差の解消).だから農村が貧しかった1960年代までは農協は非常に有効に機能した.しかしながら状況が大きく変化した70年代以降は組織の維持することが目的化し,そこからおかしくなった.こういう現状にそぐわない農協は解体するべき.
ってのが私なりの要約.・・・そうね,近所のJAの窓口を見る限り農協幹部もそう思ってるんじゃない??