2024-01-01から1年間の記事一覧
平川雄一朗=監督、2022年日本(松竹) 松坂桃李、清野菜名、内田理央ジブリアニメの中で一番好きな作品で、ストーリーは悪くない。ということで応援したいのだが、なんか消化不良気味だ。 中学時代の回想シーンの役者さん(ほぼ子役)の演技はイメージ通り…
ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)=監督、1994年台湾 1980-90年代の台湾映画は、香港映画とも中国映画とも異なる魅力があって、機会あれば劇場で鑑賞するようにしている。 蔡明亮監督のは初めて。不思議な作品で緊張感があって結構面白かった。台詞が全然ない。…
岡本喜八=監督、1967年日本(東宝) 三船敏郎、笠智衆、志村喬、宮口精二 面白くて面白くて瞬きもせずに鑑賞。長い尺だったが、一瞬たりとも目が離せなかった。脚本=橋本忍で、黒澤映画の常連。この方、天才的だね。 あと、画面が強く、黒かった。全般的に…
虎に翼のネタ。 三条に舞台が移り、岡田将生がレギュラー化してきてからずっと見ている。岡田将生を見たいのもあるけど、三条弁が気になるのよ。 そこで、星航一が語った太平洋戦争開戦前に作られた「総力戦研究所」の話。全然知らなかった。 太平洋戦争のシ…
ホウ・シャオシェン(侯孝賢)=監督、1987年台湾 あらすじはこちら 1960年代末。山村で幼いころから常に一緒に育てられた幼馴染の少年アワンと少女アフン。 アワンは成績優秀だったが家が貧しく、家計を助けるために、台北に出て働きながら夜間学校に通って…
ワン・トン(王童)=監督、1989年台湾 戒厳令解除されたあとの台湾映画。秘めたものがパワーを伴って弾け出てくる感じ。作風が、自由すぎる。 ハチャメチャだが、よく考えると恐ろしい話だ。にも関わらず、悲壮感が驚くほどないのは不思議なところ。 共産党…
大林宣彦=監督、2012年日本 松雪泰子、髙嶋政宏、柄本明、笹野高史 豪華キャスト。大林監督の妄想全開。しかし!さすがにこれはとっ散らかりすぎてる。時系列行ったり来たりし過ぎで、情報量も多すぎる。もうちょっと整理してくれ、という感じ。 あと、長岡…
prtimes.jp でも、原理的には容リプラからもできるよね。 プラスチックリサイクルのesa、シモジマ、サガシキが共同で再生プラスチック原料「Repla®」を活用したレジ袋・ゴミ袋を開発・発売2024年1月10日 13時00分プラスチックのリサイクルを中心とした環境事…
ちょっと前の記事だが。 再生プラ使用量、事業者に目標設定を義務化へ 経産省 2024年6月26日 日本経済新聞経済産業省は製造業者に対して再生プラスチックの使用量の目標設定を義務付ける。廃プラスチックの多くが焼却処分や輸出に流れている現状を踏まえ、再…
見ての感想。複雑な思いが去来した。 ライバルと切磋琢磨、という考え方が、私には全然ないということに気がついた。女性研究者でそういう考えを持っている人のほうが少ないのではないか、という仮説。 ライバルの存在は羨ましいと思う反面、そういう少年ジ…
濱口竜介=監督、2023年日本 大美賀均、西川玲今までの作品よりはずっとわかりやすい。だからかもしれないが、今までの濱口監督作品の中では、一番ワクワクしなかった。 濱口映画の真骨頂と言える、車の中での会話。緊張感、ドキュメンタリー感は面白い。他…
柴山智隆=監督、2024年日本(スタジオコロリド) 小野賢章(声)、富田美憂(声)、日髙のり子(声) 米沢ほか、山形県内を舞台にしたアニメ。キャラクターデザインが好き。 地元の地理を知っている身としては、移動経路に?マークがいっぱい。ロードムービ…
2024年も半分を過ぎようとしている。 1994年に、東京サンシャインボーイズは30年後、老境サンシャインボーイズとして復活、演目は「リア玉」、というアナウンスが三谷幸喜からあったんだけどー! どうなったのかな。古参ファンとしてはむちゃくちゃ楽しみに…
愛してやまない香港の、貴重な映像が見られるかなと思って珍しくテレビを。 ”借り物の場所、借り物の時間” これ。この刹那的ななんともいえない空気。これが1997年までの香港映画に映し出されていた。大好きだった。2004年頃かな、香港映画が明らかに変質し…
一応、事故事例データベースオタクの末席を汚すものとして。●総務省消防庁 https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/98901a92bf147d2ac9ef4f4f08fa153fc0fb389e.pdf
濱口竜介=監督、2012年日本 佐藤亮、平野鈴 観てよかった。「ドライブ・マイ・カー」と並ぶか、それ以上に好きかも。225分と長いものの、全く退屈しない。緊張感の中に、脳が汗をかく気持ちよさがある。 ストーリーは非常にドキュメンタリーチック。でもあ…
ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート=監督、2022年米国 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、略してエブエブ!!ようやく観た。 しかし忙しい映画だったー!情報量が多すぎて頭が混乱する。そして話が全然わからない(良い意味…
4Kリマスタリングが花盛りということで、ウォン・カーウァイ作品も例外ではない。下高井戸シネマで「いますぐ抱きしめたい」「恋する惑星」の4Kレストア版を鑑賞。 このどちらも1998年頃に観ている。この頃、私の体の中の85%はウォン・カーウァイでできて…
吉原真里=著、アルテスパブリッシング一気に読了。集中力が低めで、細切れの雑用に気を取られがちな、こんな私でもページを繰る手が止まらなかった。 まさに戦後日本の物語なのだと思う。日本が豊かになる様子が、適切な挿話と資料により、手に取るようにわ…
新海誠=監督、 日本2022年 ようやく鑑賞。 空もビュンビュン飛ぶし、水の描写は筆舌に尽くしがたいくらい綺麗なのだが、キャラクター造形とテーマは、やっぱり私好みではないな、と思う。 新海作品は、言の葉の庭が一番好き。何も起こらないのが好き。
2023年/フランス=ルクセンブルク=オランダ/215分/字幕:磯尚太郎/配給:ムヴィオラ 監督:ワン・ビン 撮影:前田佳孝、シャン・シャオホイ、ソン・ヤン、リウ・シェンホイ、ディン・ビーハン、ワン・ビン 公式サイトの映画紹介から。 上海を中心に大河・長江の下…
リアルタイムでは観られなかったので、Netflixにて。これは面白かった。 いろいろな見方ができる・・・。 中学の先生方の体罰、職員室でタバコ。純子(河合優実)がタバコを吸う不良という設定も。ノスタルジーに浸るなんてとんでもなく、観ていて嫌悪感しか…
TBSの大型ドラマ。モンゴル語や、モンゴルの風景に興味があって鑑賞。 印象としては、ちょっと複雑すぎかなー。手元のメモをとりあえず転記しておく。 バルカ国が舞台。首都はクーダン、舞台となる街は郊外のセドル。ロケ地は全編モンゴルで。ウランバートル…
今敏=監督、2006年日本(マッドハウス) 林原めぐみ(声)、江守徹(声)、堀勝之祐(声)、古谷徹(声)、大塚明夫(声) なるほど~。面白いよりむしろ「勉強になる」。東京ゴッドファーザーズの後の作品。監督の妄想癖が全開していて、とっつきにくい感…
news.yahoo.co.jp 2/21(水) 11:20 Yahoo!ニュース (日刊工業新聞)海運業界が脱炭素化に向けて大きな一歩を踏み出した。国内最大手の日本郵船が、燃やしても二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニアを燃料に使いアンモニアを運ぶ外航船の建造を決定した。2…
2024/2/15 日本郵船プレスリリース アンモニア燃料アンモニア輸送船の建造決定 | 日本郵船株式会社 をうけて、ESD Journal https://esgjournaljapan.com/domestic-news/36326 1月25日、日本郵船は、ジャパンエンジンコーポレーション、IHI原動機、日本シップ…
満仲勧=監督、2024年日本 村瀬歩(声)、石川界人(声)、日野聡(声)、入野自由(声) 今回は狐爪研磨くんが主役。ひゃっほう! ごみ捨て場の決戦、というだけあって烏野と音駒のメンバーが中心。私の大好きな影山くんはあまり出てこなかったけど、ヨシ!
ヴィム・ヴェンダース=監督、2023年日本、ドイツ合作 役所広司、柄本時生、田中泯、中野有紗、アオイヤマダ、石川さゆり、三浦友和、長井短、甲本雅裕 キャストが豪華。 今のところ2024年のマイベスト。 キーワードはKOMOREBI(こもれび)、ヴィム・ヴェン…
山崎貢=監督、2023年日本(東宝) 神木隆之介、浜辺美波、佐々木蔵之介 ゴジラ映画を映画館で観たのは初めてかもしれない。とても面白かった。 CGかどうかなんて全く気にならなくて違和感ゼロ。ド迫力なこともあって、ただひたすらに映画の中に入り込んでい…
今敏=監督、 2001年日本(マッドハウス) 早逝した今監督。「東京ゴッドファーザーズ」があまりにも好きで、作品が劇場でかかるというので楽しみに観に行ったところ。 まず、タイトルのロゴが良い。作画も、分かりやすい。キャラがはっきり立つ顔の造形で、…