Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

2007-04-09から1日間の記事一覧

開放感

先週,〆切を延ばしていた仕事を一応完成させ提出した.(一冊の本になる原稿を仕事で書かせてもらっている.枚数はA4で300ページ,そのうち私が書いたのは200ページくらい.ただし!〆切から遅れること6ヶ月.ツラかった,涙,涙,涙)というわけで,就職し…

リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか

中谷内 一也(著)日本放送出版協会 (2006/07) リスク認知学の第一人者の先生.案外若いと知って驚く.書いていることは正しいんだけど「じゃあどーしたらいいの!?」という問いには答えてくれないなあ. でも,教科書的知識は得ることができた(こういう本は…

リスク理論入門―どれだけ安全なら充分なのか

瀬尾 佳美(著) 中央経済社 (2005/04) (070610記) これは面白い.著者は青山学院大の助教授らしい.しかし!全然「入門」ではないですね. カドミウム関連の執筆をしているので,書き振りが大いに参考になった. リスクマネージメントで科学的な扱いが難しい…

安全のためのリスク学入門

菅原 努 (著) 昭和堂 (2005/07) 「マスコミのリスクに関する報道に接するときは,本当にそれが確率の高いものなのか,またその問題が広まることによって得したり儲かったりするのは誰なのか,を頭において」 「リスク情報に何かの例えを使うときは,この種(…

安全と安心の科学

村上陽一郎 (著) 集英社新書 (2005/01) Amazonで大人買いした一冊. 医療現場がいかに危険に満ちているか,それに対して危機管理がいかに脆弱かを改めて考える.「人間は誰でもエラーをおかす」←このことを気に留めておくのがとても大事!!!仕事柄なじみの…

銅とアルミニウムのおはなし

前 義治 (著) 日本規格協会 (2000/10)職場の同僚Tさんより借りる. 原子1個レベルの話にはあまりなじみのない私.転位って,規則正しく並んでいる原子のお隣さんが一個欠けることらしい.これって,ナノの話でも良く出てくること?表面化学ではこれで活性が…