カドミウム、銅、ヒ素による農用地土壌汚染についての記事を、超久しぶり(15年以上ぶりくらい)に確認。
環境省水・大気環境局が農用地土壌汚染防止法の所轄になっていた。施行状況は予想通りだったが、所轄官庁が環境省って!!!(驚くところがそこという・・・)
www.env.go.jp
■ 常時監視の状況
農用地土壌汚染防止法では、都道府県知事に農用地の土壌汚染状況を常時監視すること(過去の調査結果から状況を把握していることを含む。)を義務付けています。
令和4年度に常時監視として実施された調査の結果は以下のとおりでした。
(1) 細密調査
汚染のおそれがある地域において適宜ほ場を変えながら、汚染の広がりと程度を把握する調査。令和4年度は秋田県内の6地域96.1haで実施され、玄米については、6地域49地点のうち1地域4地点において、指定要件に係る基準値(玄米中カドミウム濃度が0.4mg/kg)を超えるカドミウムが検出され、最高値は1.10mg/kgでした。
(2)対策地域調査
対策地域内及びその周辺において、農作物等の汚染状況を把握する調査。令和4年度は群馬県内1地域及び宮崎県内2地域の計3地域で実施され、指定要件に係る基準値を超えた地域はありませんでした。
(3)解除地域調査
対策地域の指定が解除された地域において、再汚染の有無を確認する調査。令和4年度は愛知県内1地域、島根県内1地域及び福岡県内1地域の計3地域で実施され、指定要件に係る基準値を超えた地域はありませんでした。
(以下略)