Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ドイツ家族旅行記4日目

8月1日(日)ラベンスバーガー遊園地
今日は遊園地(ドイツ語でSpieleland).ラベンスバーガー社というドイツの玩具メーカーが創設したもので,ドイツで知らない子はいない,超有名子連れお出かけスポットらしい(ラベンスバーガー遊園地のサイト).そして,今回の旅行でのメインイベントでもある.一日中遊び倒すぞ!
朝は皆ウキウキで早起きし,ヴァインガルテンから路線バスに乗りラーフェンスブルク,そこからタクシーでSpielelandへ.開園と同時に入って浮かれポンチの怪しい日本人ファミリーであった.さすがに日本から来ている物好きはいない.東洋人の顔もほとんど見なかった.
ゴーカート系の乗り物,乗馬系の乗り物,四季の果樹園を回るトラック,ボブスレーのような乗り物で疾走する系,超巨大滑り台(ほとんどフリーフォールで超コワイ),川下り,迷路+スタンプラリー,アスレチック,・・・時間はたっぷりあるのについつい小走りで,つぎつぎにアトラクションを制覇.子どもたちが大喜びなのはいうまでもないが,私と夫も大はしゃぎ.写真を掲載できないのが甚だ残念である.
さすがドイツ,と思うのは,本物の重機(ショベルカー)を操作して砂山を作ったり崩したりできるアトラクションがあるところ.長男の目が本気になり,ショベルを前後左右に操作していた.
展望タワーからの景色は,畑が延々と連なる,あ〜ヨーロッパ〜,というもの.遠くにボーデン湖が見える.苦労して来てよかった.
この日はよく晴れてヨーロッパの夏にしては暑くてジリジリ照る日だった.アイスとジュースの消費量は尋常じゃなかった.涼を取るためのミストシャワーがあって浴びまくってしまう長男.場内ではリヤカーの貸し出しがあり,何に使うかというと・・・歩き疲れた子どもたちを乗せて引いて移動するため.起伏もあって一日遊び倒すと筋肉痛になった夫と私.
帰りは遊園地から宿までタクシー(長男が爆睡だったため、乗り換えとかが不可能だった).長女はこのハードさにもかかわらずよく起きていたものだ.
この日の夕食は,日本から持ってきたカップラーメンとどん兵衛を開けることにした.ドイツ料理がどうしても口に合わなかったり,体調を崩して和食が恋しくなったときの保険として,ミニカップ麺,大きめのカップ麺,フリーズドライのお粥を10食分くらい持ってきていた.高級リゾートホテルには似つかわしくないが,和食大好き長女が,ここまで西洋料理でよく頑張ったのでご褒美.かく言う私もすごく食べたかった.お湯はフロントからもらう.この美味しかったこと!今まで食べたカップ麺類の中で一二を争うおいしさだった.ジャ○コで一番安いの買ったんだけどね.
この夕食の後,全員爆睡だったのは言うまでもない.
宿泊:Familie Zimmer,125ユーロ.
食事:朝食は宿泊費に込み(超豪華!チーズやパンがそれぞれ20種類くらい選べて,卵料理はリクエストで作ってもらえて,フルーツが10種類くらいある),昼食:遊園地にてホットドッグ,アイス,ジュースなど26.5ユーロ,夕食:日本から持ってきたカップラーメン
交通:行きのバスとタクシー25.6ユーロ,帰りのタクシー35ユーロ(タクシーはチップ込み)
その他:遊園地の入場料90ユーロ,有料アトラクションとリヤカーレンタル7ユーロ.