Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

2005年を気ままに回顧

 涼色桔梗さんに触発され,2005年を回顧してみる.こういう文章を書けるようになったこと自体,生活に余裕が出てきたことの表れである.これまでは疲れ果てていて,家でPCに向かう気も起きなかった.

ニュースとしては(順不同だが重大そうなもの)
・夫がインドから2年の留学を終えて無事帰還
生きて,しかもマラリアとかにかからずに帰ってきたことだけでもありがたいことだと神(仏?)に感謝している.母子家庭時代は夫は「死んだもの」と思うことで(失礼!)なんとか乗り切ってきたようなところがあったので,7月に帰ってきたときは,それはそれは嬉しかった.でもその後,彼がつくばに滞在したのは半年で67日(ちゃんと数えてみたよ).離散家族ぶりは相変わらず.
・娘のレベルアップ
2歳から3歳では見かけはそんなに変わらないが,人間としての質の向上がすごかった.オムツが取れて外出がとにかく楽になったこと,食事でも全くこぼさなくなったこと,字が読めて,お話や歌を創作できるようになったこと.わがままのレベルもアップしたが,根気よく説得する気になる.将来は私の素敵な相棒になる予感?!来年も頑張ろうね!
・第二子妊娠
異常に元気な妊婦生活で,つわりなし,経過は娘のときより順調.職場でも会う人ごとに驚かれた.ただし,あまりに仕事をしすぎて,職場の若い女性陣に「妊婦でもここまで頑張らなくてはいけないのか」と思われているかと思うと,作戦は失敗.これは個人差の範囲内です...

 私自身のことはニュースがない.就職して5年目,仕事ばっかり!!毎週何かしら〆切がある状態で,脳みそを封鎖して猿のように淡々とこなす事も大事と割り切れるようになった(悩み,考えることが職業柄大切であることは分かっているんだけど).体力が持ったのは,(妊娠を理由に)海外出張ゼロだったことが大きいかも.国内の泊りがけの出張も2回に抑制.このくらいが子持ち妊婦には適正な仕事量かもしれない.
 週末はひたすら家事と休息だったため,自分のための買い物は2回くらいしかしてないし,娘を動物園に連れてくとかいうイベントも悉く省略.ごめんね.来年は学会発表3,4回,海外出張2回くらい.恐ろしい年になりそうだが.夫の協力が必須です.よろしくね.
 こんな生活だが,映画は24本観た.うち23本は自宅でDVD.ちなみに,映画館で観た1本は「真夜中の弥次さん喜多さん」.宮藤官九郎も大好き!特筆すべきはインド映画(いわゆるBollywoodもの,ヒンディー語)を10本観ていること.これだけ観るとヒンディー語で大体わかるようになったのが嬉しい!(英語字幕を追うのがめんどくさいだけ?).来年の目標はデーヴァナーガリの習得か(大ウソ)?好みは「Dilwale Dulhania Le Jayange」,「Phir Bhi Dil Hai Hindustani」,「Bunti aur Babli」.シャー・ルク・カーンは相変わらずカッコイイが,ラニー・ムカルジーの魅力に気が付いたのも今年の収穫であった.
 来年は読書と演劇を強化する予定.ただ,出産直後は眠れなくてフラフラかな〜.ぼちぼちですな.

 では,皆様,今年もありがとうございました.よいお年を.