Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ヒヤヒヤ

ただいま、職場の研修のため1泊2日で仙台に来ています。ホテルにてこれを書いております。研修は、座学&グループディスカッションで主な目的は職員同士の交流だったり。食事は美味しいし充実しているのですが。。。

何と先ほど、夫から連絡があり、「訃報が入り、明日は大学で授業のあとすぐ山形に向かうので、子供たちの保育所のお迎えを頼む」

むむむ・・・これは厳しい要求だ。明日、3時に研修が終わり、新幹線の時間は4時半。「はやて」なのでかなり速いが東京着は6時。つくばエクスプレスが事実上30分に1本しかないので保育所着は最速で7時30分。保育所は通常7時までしか預かってくれず、30分の延長はかなり難しい。
(ちなみに、我が家はこういうとき車を研究学園駅前のスーパー、と○せんの駐車場に置いておき、受け渡ししている)

夫の提案は、「何とか1本早いはやてに乗って迎えに間に合うように」。
3時26分仙台発の「はやて」か。研修所からタクシーで駅まで20分かかるので、かなりうまく行っても厳しいなあと思い。
私の提案「私の実家(埼玉県草加市)に、朝、子供たちを車で連れて行って下さい。明日は保育所を休ませて両親に見てもらおう。」夫はその足で埼玉県飯能市にある大学で講義に行き、山形に向かう。私は仙台から草加に直接向かい、子供たちと一緒につくばに戻る計画。

とっさに思いついたにしてはなかなかだ。ヨシヨシ。
と思って実家に連絡したが、母いわく「明日は病院に行くので都合が悪い」と。

ひえ〜予想外の展開で頭はパニック。
再び、研修所→タクシー飛び乗り→新幹線飛び乗り、をシミュレーションしてみる。妊婦なのに危ないなあ(いや、妊婦じゃなくても危ない)。どうしようか。

と思い悩んでいるところに、実家から再び連絡があり、明日は病院行きをキャンセルした、とのことだった。母には申し訳ないが夫も私もほっと胸をなでおろした。VIVA実家。VIVA武蔵野線(大宮から実家まで武蔵野線が無ければかなり大変なので)。

ということで今回は何とかなりそうだが、月末は大阪で学会(2泊3日)。私の泊まりの出張の時に限って山形で訃報が入るようなジンクスが出来上がっている(10月、京都に1泊2日で出張した時もそうだった。その時は保育所は間に合ったけど)。ああ、恐ろしい。夫の職業柄とはいえ、こういう生活は持続可能ではないので、やはり子供たちは山形で育てよう。そう誓った。