Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ランチ@フルール・ドゥ・ソレイユ

なんだか最近,食べ物ブログみたいになっていますが,先日食べに行って美味しかったので書きます.我が家から車で50分のところにあるフレンチレストラン,フルール・ドゥ・ソレイユ.義母と2人で優雅にランチ♪
赤ちゃんは夫とお留守番,長女と長男は学校と保育園.夫は「留守番?全然構わないよ,ラーメン屋だったら行くけど」だそうで次女の世話を快諾してくれた.どうもすみません汗)

ここは,古い蔵を改装した席数20くらいのレストランで,オーナーは店の前の畑で数十種類の野菜を手作りしているそうで,野菜が美味しいことで評判だということ.基本的に予約客がいない日は休業だそうなので,我々も予約して出発した.看板を見逃さなければ道に迷うこともなく(他に道路がないので迷いようもない.それくらい田舎)あっさり到着〜.

ミニランチコース(魚)を注文しておいた.写真は店で撮る雰囲気ではなかったので撮らず,いまとなれば惜しいのだが.野菜の種類が1皿に十以上あって,義母とこれは○○,と確認しながら食べた.さて,何種類の野菜が出てきたでしょう?

スープ:ミネストローネ風.キャベツ,トマト,ジャガイモ,ホウレンソウ,人参.あったまる.

サーモンと生ハムのサラダ:小さ目の洗面器くらいのボウルに山盛り!レタス,ルッコラチンゲンサイ(ボイル),サツマイモ(ボイル),かぼちゃ(ソテー),長いも,赤カブ,きゅうり,人参,もって菊+サーモンと生ハム.ソースはパプリカ(赤),オリーブオイル,バルサミコ.レタスがパリッとしていて超美味.ここまでですでに腹7分目くらいになった.

鯵とマスのグリル:鯵もマスも小ぶりだったがカリッとしてて◎.鯵の下には白菜とキャベツの醤油煮びたしが付け合せ.まさに山形の味(おいしいよ!).マスの下にはナスとたまねぎをトマトピューレで煮込んだもの.一皿に山形の郷土料理とイタリア料理が同居しているので笑える.

デザート盛り合わせ:シフォンケーキ(プレーン)に生クリーム,イチゴアイス,イチゴ,干し柿の赤ワイン煮添え.干し柿が見事にヨーロッパの味だったので義母と2人で感嘆しまくった.イチゴアイスはハーゲンダッツみたいな味だった(これは市販のものだろう).

パン:バケット.美味しい.近所の店で焼いてもらっているそうだ.どこの店か聞き出すのはあまりにもなので止めた.バターをつけていないのも潔くて◎.

コーヒー:たまたまかもしれないが,焦げ臭くて味がなかった.ここだけは惜しい.

ということで,我が家でも野菜が余りまくってどうしようってときに応用しようと心に誓うのであった(実行可能性は不明だけど).また春の花の季節や秋のぶどうの季節に行こう.高畠町時沢はブランドぶどうの産地なのでぶどう狩りにでもいくか.

ちなみに,ミニランチのお値段は1680円.東京では考えられないコストパフォーマンスの良さである.女性客に混じって,オジサン2人がビール片手にコース料理食べて,思い切り地元の言葉で店の人と会話していた.昼間から飲んでるって,もう今日は仕事おしまいなのだろうか?ヨーロッパみたいで頬が緩んだよ.