Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ES&T論文より”Climate Impacts of Air Quality Policy: Switching to a Natural Gas-Fueled Public Transportation System in New Delhi”

New Delhiはあまりに空気が汚くて,飛行機が着陸できないなんてことがよくあったようだが,最近はどうなのかしら.Online Newsのトップに選ばれたのは,洞爺湖サミットをにらんで?

こんな論文ということで,仮訳.(全文はまだアクセスせず)

New Delhi市の大気汚染対策として自動車の燃料を天然ガスに変化させると,結果的にCO2排出量として30%増加(注:これはもろもろの地球温暖化ガスの温暖化効果GWPをCO2当量に換算した場合の値.天然ガスにはGWPが大きいメタンが含まれていることが利いているのか)した,という研究もあったようだが,これはエアロゾルの影響を考慮しないときの結果である.著者らは,エアロゾルの影響を考慮する独自のモデルを開発し,このモデルによる試算では,天然ガスを燃料とした場合,全体としてはCO2排出が10%削減(CO2当量への換算値として)した(さらに,条件を変えれば30%削減もありうる).

天然ガスは,確かにクリーンなイメージがあるが・・・ガソリン車,diesel車とのエンジンの仕組みの違いをあまりよく理解していないのでorz.それとも単に不完全燃焼が起きにくい燃料,というだけのことかも.

話は飛ぶがインドでCO2排出削減とか言うのであれば,冷房器具の使い方見直しも併せて検討すべきかと.インドの建物ってクーラー仕様にできていないから,換気率めちゃくちゃ高くて熱効率悪そう.とくに大都市郊外にガンガン建設されている富裕層向けマンション.断熱材を入れるという発想は,ぜったいない(断言).インド人ってクーラーの設定温度を平気で20度とかにしそうだし.