水道管の塗料に関する安全性チェック方法の運用違反。安全性に問題があるとは到底思えない。
食品でいえば、安全性には問題がないにもかかわらず、食品成分表示がガイドラインに沿っていなかったため店頭から回収される、に似ているかも。
問題の在処は、試験法まで細かく規定している（それを逸脱すると偽装と言われる）点にあるんじゃないだろうか。要するに、仕様規定がイケてない。
この業界、親方日の丸というか、上の言うことを忠実に守っていればそれでやっていける、イノベーションのない世界だからこういうこと起こりやすいだろうな。
性能規定にして、方法を業者が選択できて、それぞれの方法で安全性を認めてもらえば問題ないのにな、と思ったところ。
不適切塗料、５製品追加 水道管用、確認体制に不備 兵庫の企業
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2022年2月1日 5時00分
水道管の塗料に規格外の原料を使っていた神東塗料（兵庫県尼崎市）が、品質試験のサンプルを偽装した疑いのある問題は、同社の品質軽視の姿勢だけでなく、飲み水の安全性をチェックする体制の不備を浮き彫りにした。同社は３１日、不適切だった塗料が新たに見つかったと発表。事態は広がりをみせている。
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