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タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

リスク評価機関とリスク管理機関の分離が重要(西浦博先生)

西浦博教授が緊急報告 “五輪のリスク”議論の背後にある「最大の問題」
gendai.ismedia.jp

オリンピック開催前の記事(2021年6月18日)。
そういえば、オリンピックあったなあ、みたいな感覚にすでになっている。

西浦先生の記事は、リスク評価機関とリスク管理機関の分離が重要との指摘がメイン。
ただ、感染症の場合は分離は難しいのではないか。医者の診療と診察が、この分離していない典型例。緊急時はこちらの方が上手くいくことが多い。

個人的には下記のほうが刺さった。

最も重要なことは、明確にリスクに言及することを専門家は恐れてはならず、一般の人たちも、専門家とはそういう役割を担うものだという意識改革が求められます。政治家も厳しいコメントを聞くことに寛容になって慣れないといけません。