Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ボヘミアンラプソディー

機内で見た映画は4本.時間的にはこの倍くらい観られるが,きっちり休むことも私は大事にしているので4本がmax.
今回,デルタ航空は邦画が少ないと感じたものの,映画観に飛行機乗っているわけでもないのでちょうど良いボリューム感だった.
ボヘミアンラプソディー
2回目.日本語字幕はなし.日本語吹き替え版が選べたが,どうしても英語が聞きたくて(フレディのお母ちゃんが"love you, beta"と言うシーンを英語で味わいたくて),字幕なしの英語音声オンリーで楽しむ.
2回目なので「ああそうだったのか」との気づきも多い.初回はQUEENの曲をほとんど知らない状態で観て,その後映画に触発されて曲も覚えるほど聴いていたので,今回はより「にわかファン」として楽しめた.
LiveAidを再現した冒頭と最後のシーンでは再び泣いた.ライブに参加している気分.当時私は12歳だったか,この催しは知らなかったけれど,USA for Africaの"We are the World"は何となく知っていて,「アフリカの飢えに苦しむ子どもたちをなんとかしなきゃ!」という使命感も持っていたことを思い出した.ただ,日本にも衛星中継されたというこのライブは,当然見ていない.
今回も号泣したのはフレディがLiveAidに出演する直前,実家にボーイフレンドを連れて行くシーンだ.「お茶でもどう?Would you like to have tea with me?」とボーイフレンドを誘うフレディの嘘のない態度.フレディの活躍をようやく認めてくれた父.お姉ちゃんと母は前からフレディのこと応援している様子も伝わってくるし,母が口にした短いフレーズ"love you, beta"にすべてが詰まっていて….それにしてもフレディ,「Wembleyへ」ってサラッと言うけど,ほんとにすごいことなんだよ!!!
(追記)ボヘミアンラプソディーの映画の台詞が全部テキストになっているサイトがある.未来永劫有効かは分からないけど.
www.springfieldspringfield.co.uk