クリス・コロンバス=監督,1993年米国(20世紀FOX)
これも機内で,しかし日本語字幕もなく完全に英語だけで観てしまう.それでもストーリーが大体わかったから,わかり易い映画なのだと思う.
ロビン・ウィリアムズの芸達者さには舌を巻く.声が,ありとあらゆる声が,七変化を通り越して神の域だ.
ミセス・ダウトはご婦人御用達の英国英語を完璧に真似て話していて(oh, my dearとかCharming!とか,昔,英語の授業で英国婦人がよく使う,と習った表現がよく出てきた),やりすぎなミセス・ダウトのキャラ設定が笑えた.「マイ・フェア・レディ」がこんな英語だったよね.
この監督は,「ホーム・アローン」撮った人で,子どもが出てくる映画がやっぱりうまいんだな.私はこの手の映画にひたすら弱くてどうしても泣いてしまう.特に長女-長男-次女の構成はウチと一緒じゃないか!次女のセリフに涙・涙・涙.可愛すぎる.