Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

出張用のホテル

8月9月とあまりにも出張が多かった.ふぃ〜.
ということでかなりいろんなビジネスホテルに泊まっていて,その所感をまとめられる程度にはエビデンスがそろってきたので書いてみる.
ちなみに,私はずぼらなので「東京で午後〜夕方に打ち合わせ」の翌日に「東京で午前中から打ち合わせ」などと仕事が入ると,すぐ東京に泊まってしまう(当然自費).私は出張時の荷物は少ない方なので,日帰りでも泊まりでも持ち物の量がほとんど変わらないから,それもあって気軽に泊まってしまうのだが.
所感
・カプセルホテルが凄い進化を遂げている.
今どきはカプセルホテルなんて言わない.「キャビン」という.女性専用フロアがあるのは当たり前で,宿によっては女性専用のものがある.治安が良く,清潔かつ寝心地がいいのは当然なのである.自分が音を立てず,他人の音が気にならないという人は泊まってみる価値が十分ある.
とくにファーストキャビンチェーンはすでに3か所を試しているが,以下の点が優秀でお気に入り.立って着替えができる天井高,シャワーブース+大浴場完備,ビジネスバッグなら入る大きさの貴重品収納.難点は,安いビジネスホテルと同じくらいの宿泊代がかかること(5000円台が多い).ときどきバーゲンで3000円台前半になることがあるので,その価格だったらコストパフォーマンスが相当よく,全力でお勧めしたい.
女性は,いびきをかく人も独り言を言う人も少なそうなので,こういう簡易宿泊所との相性は,男性より良いと思う.ただし!!女性専用宿は,同性だけだと気が緩むのか利用者のマナーが良くない.洗面所はビショビショ,髪の毛落としっぱなし.この点,男女とも泊まれるがフロアで別になっている宿は,洗面所がきれいで(汚す人が少ない),宿泊者同士挨拶したりとマナーが良い印象がある.
・困ったら東横イン
なんだかんだで,曜日に関わらず,シーズンに関わらず値段が一定な東横インは良心的である.何も考えたくないとき,考える時間が全然ないとき東横インにしておけば,絶対外さない.可もなく不可もないから,激しい後悔がないのは忙しいときは重要ポイント.ただし嬉しい誤算もある.先日,西の方に出張に行ったとき泊まった,開店したばかりの東横インにはミストシャワーがあって!!蕭々と下りてくるお湯が気持ちよくて,それはそれは幸せな時間を過ごした.泊まったことないけど〇ッツカールトンや〇国ホテルの部屋より満足度高いよ,あれは.
・朝食について
私は,宿で朝食が食べたい派だ.無料でついていると嬉しいし,有料でもせいぜい+600円くらいだと嬉しい.観光ホテルみたいに,おかずの種類が豊富でなくても良い.
で,東横インは大抵のところで種類が少なすぎる.サンルートは場所にもよるが到底全種類食べきれない(←食べるの?!って突っ込まないでください).個人的には全種類食べて丁度お腹がいっぱいになるくらいのおかずの品数だと満足度maxである.実はそういう宿は少ない.極端なのである,「おかずがほとんどなくパンとコーヒーとゆで卵」みたいなところか,「おかずが多すぎてトレーに乗り切らないよ!少量ずつ盛っても種類が多すぎて混じるよ!」みたいなところか,どっちか.
個人的に良かったのは,「おかずがほとんどなく」系のヴィアイン系列と京王プレッソイン系列かな.東横インも,地方に行くと地元の主婦が工夫しておかずを作っていたりして「これは旨い」というものに巡り合えるから侮れない.