Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

北九州市へ

学会なので旅行ってわけじゃないけど覚書.
会場が小倉駅前なので,新幹線と飛行機どっちにするか相当迷ったが,北九州空港発着便が結構便利そうなので飛行機で行きます.
今回搭乗するのはSFJスターフライヤー)なんだけど,ANAのサイトで取ったから当然のごとく羽田第二ターミナルに行ったら,北九州行きはなんと第一ターミナル!ってことに気づき,てくてくと第一まで歩いた.早めに来てたからよかったけど,わかりにくいよ〜.もちろんeチケットには小さく書いてるけど←読めw
スターフライヤーは,座席が革張りですごく乗りごこちが良かった.機内でサーブされるコーヒーにチョコレートが付いてきて,それがすごくおいしかった.この2点だけでまた乗りたいと思う.
北九州市は環境都市で緑が多い,という紹介があったのだが,東京のほうがずっと緑が多いと感じた.むしろ東京よりソウルに近い.山裾に小さめの家が少しずつ張り付いているところが.密度が高くごちゃごちゃしているところに高架のインフラが間を縫って走っているところもソウル市内の,官庁街から少し離れたところ,というイメージだ(ソウルにめっちゃ詳しいわけでないので,あくまでイメージ).
そして小倉は,官営八幡製鉄所の香りがいまも残る,いかにも重厚長大産業の町だった.昭和50年代には栄えたんだろう,残念ながら景気が良さそうには見えなかった(この空気はつくばも同じ).ただ住みやすさは千葉埼玉神奈川といった東京のベッドタウンより明らかに上だろう,地方都市の敷居の低さ(まあ,なんでもありというか・・・)は感じた.