Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

好男好女

ホウ・シャオシェン侯孝賢)=監督,1995年台湾・日本(松竹映画)
ラストエンペラー」に影響されて1940-50年代の中華圏のうごきをフォロー.私は台湾の歴史については全くの無知であったことがよくわかった.
ストーリーは,現代台湾に生きる奔放な女優さんが,舞台で「二・二八事件」「白色テロ」に翻弄されたある女性を演じるというもの.これも先の「2046」ほどではないんだけど順序立てたストーリーではないので結構わかりにくい話だった.眠い時だったら途中寝るかも.
で,「二・二八事件」はWikipediaによれば1947年に台北で起きた事件が発端になっているようだ(このWikipediaの記述は,日本人の目から書いたのか親日に偏っているような気がするので,要確認).白色テロとは,国民党が考えの合わない人を弾圧する思想統制みたいなもので,裏では米国が手綱を引いていて共産主義の広がりを抑えるものだった,という理解.劇中劇の主人公たちはもともと台湾にいた「内省人」で,1940年ころに抗日戦線に参加するために本土にわたっている(その後,基隆@台湾に帰っている).なのに1950年ころには国民党に捕まってしまう.過去に少しでも抗日戦線に加わったことがあると共産党と見なされてしまうのか?さすがにその仕打ちは間違ってるだろ〜って思った.もしくは「内省人」と「外省人」の争いの結果なの?だとしてもあんなに殺さなくても.とか色々悶々とするのであった.当時の雰囲気も知らないし日本人的な甘さからナメたこと言っているかもしれないが.