Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

羽田にて

米国から帰国して思うこと.

ここ,日本(羽田)は日本語しか聞こえない,安心するような残念なような.HustonでもLAでもスペイン語と英語が半々だったからね.ああいう緊張感はいいよね.

灯り,日本はやっぱり明るい.PCでの仕事がしやすいから分かる.
あぁ,そういえば米国でもiphone大流行だった.米国人も大きな指で器用に操作してたけど,視力が悪い人が激増すると予想.これからは日本人のこと笑えないぞ.充電できる場所が激混みだったのはウケた(それに対して,羽田はそもそも充電する場所少なすぎ.)米国では飛行機内でも平気でiphone使ってたり通話しているのにはビビった.国内線は大丈夫だそうな.なんでも予防的に禁止する日本とはちょっと違う.

そして,日本はまだまだ豊かな国だなあ.羽田の国際線ターミナルにいる客というバイヤスがかかっているだけなのか?
リスク感覚は,本当に困らないと身につかない.米国は,戦争でたくさん人を失っていて,切羽詰まってる感のなかでリスク論が生まれてきたように思う.だから,日本はまだまだ甘いし,実はその甘いことは幸せなのかもしれないのだ.これから激変することに気がついていないだけなのかもしれないけど,その激変にソフトランディングするかたちでうまく仕組みを作れていけたらいいなと思う.仕組みができると,日本人は強いから.