今週、寺に2回訃報が入った。
どちらも私の顔見知り、それもどちらも結婚式に出席していただいたほどの、いわゆるVIP。寺という職業柄、訃報が真っ先に入ってくるのは仕方がないとはいえ、お会いしたことのある方の訃報はやっぱり凹むものである。
おひとりは数え年で88歳、おひとりは75歳。平均寿命より下だと「早い〜」と思ってしまう。お二人とも多少の持病はあったが寝たきりなどではなく、最近まで普通の生活を送られていた方たち。来年も変わらずお会いできると思っていたのに、人の死は突然やってくるなあ、と思わされた。人生は一期一会。大切にしなければ。
一日一日を感謝して生きていくのは何より大事だと、改めて思った年の瀬である。このところ神妙モードなのは私が妊婦のせいもあるかもしれないが。
というわけで、我が家もバタバタしそうだ。どさくさにまぎれて年賀状作成はまだ。新年を無事迎えられるかなあ?