Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

なんかすごいなSydney

学会でSydney, Australiaに.日本は激暑!って週に出国し,こちらは最高気温20度,最低気温8度.私にとっては最適な気温帯で時差もなく,無敵の学会だった.(ところが,学会での成果は今ひとつだったのだけれど)
例によって街の雑感を.
Sydneyは世界三大美港に数えられるという.それほど美しい港町だった.そして観光客が十二分に楽しめる街だった.治安が良くて食事も美味しくて徒歩圏内にエンタテインメントが幾つもあって長期滞在者には足を伸ばせばもっとエンタテインメントがあって.
自然を観光資源とできるのは,日本は逆立ちしても真似できない強みだ.日本がこの路線をめざすとすれば人口密度からなんとかしなくちゃ,という感じだもの.isolated continentの特色で珍しい動物がいっぱいだし.いや〜参りました.
街並みは,密度の低いロンドンという感じ(ロンドンは行ったことがないが,いろんな映画を見てのイメージ).遥か遠くの本国を思う気持ちが古い建物には現れている,要はいちいちビクトリア調w.しかし,ここ20年くらいはすっかりアジア化というか無国籍多国籍の街に.建築物を見ても,新しいビルは東京と変わらない.中国語を話す人口がものすごく多い.あと,インド系.
食事は,嬉しい誤算でものすごく美味しい.日本より食材の味がわかる味付け.しかも食材は日本より新鮮.海産物と野菜果物は申し分なし.おまけに機内食(往復ともカンタス)も美味かった.オーストラリアは食文化的には完全にアジアなのね.
ただし,物価は凄く高い.私も帰国後のカードの請求額がすごく心配.
ホームレスが,少なくとも学会会場周辺のDaring Habourにはいなかった.豊かな人しかいない,それはそれでちょっと気持ち悪かったが.物価が高いとそれだけでセレクションかかるのか〜(もちろん世界には例外があるだろうけど).
ホテルは,今回ネットで安く取ったにもかかわらず当たりだった.Apartmentというから何だろう?と思っていたが,本当にApartmentだった.寝室とリビングが独立していて,しかも台所のカウンターはU字型.電子レンジと冷蔵庫はもちろん,天火と食洗機がついていた.住める(実際住んでいる人もいるみたい).日本人の大御所の先生を僭越ながら部屋にお招きして,オーストラリアワインテイスティング会を兼ねた日本人のみの二次会を開催.楽しかった.もちろんワイングラスも2種類×4人分揃っている.パーティーの後片付けは食洗機にお任せ〜.バスルームは,バスタブはもちろん,洗濯機と乾燥機があって,洗剤ももちろん付いてた.日本で汗だくになった衣類を速攻で洗濯した.マジ,住める.