Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

追記:野菜は洗浄してから測定,がセオリーらしい

再度検索.今回の場合,食衛法の枠で処理するから下記のような曝露シナリオを考えて,洗ってから測定するらしい(Sekizuka様,ご指摘ありがとうございました).厚労省の出した「留意事項」より↓

当該指標値は、調理され食事に供される形のものに適用されるものとされていることから

しかし,現場も混乱しているようで,Asahi.comよりこんな記事↓を発見.これで「基準値下回ったので出荷OK」って言われたとしても・・・

 福島県は21日、「日本分析センター」(千葉市)による県産野菜の放射能測定方法が正確でなかったと20日に発表した内容について、事実誤認だったとして撤回、訂正する方針を決めた。22日にも発表する。

 福島県産ホウレンソウなどの放射能測定をめぐっては、県の依頼を受けた文部科学省が19日、野菜中の環境放射能の測定・分析を同センターに依頼。センター側は20日、同省のマニュアルに従って測定した結果を同省に提出した。

 ただ、この検査は環境放射能を測定するもので、野菜を洗浄せずに測定するのが原則。厚生労働省が所管する食品衛生法に基づく放射能測定については、洗浄してから野菜を測定する必要があるため、県が改めてセンターに野菜を送り、再度測定をしているという。

 福島県の鈴木義仁・農林水産部長は20日夜の会見で、野菜の放射能測定について「(日本分析)センターに手違いがあった」などと発言していた。しかし、政府やセンター側から指摘を受け、発表内容を訂正する。