Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

チャングムの誓い

ハン尚宮LOVE!

2ヶ月で全54話を制覇した.すごく強烈.精神が完全にチャングムたちに支配されてしまい困った.仕事をしていても思い出して涙が出てきたり.

やはり,チェ一族の崩壊(48話)で大きな幕が降りたよね〜.48話以前と以降について,これを前半,後半と分ける.前半と後半では別の物語になっていたのが,全体の印象を薄くしているような.幕の内弁当みたいな盛りだくさんさは,視聴者へのサービスなのだろうか?いや〜満足したから良いんですけど.

前半はハン尚宮の気品(とくに口の食いしばり方)にやられっぱなしでした.よかったのは,ハン尚宮チャングムがミョンイの娘だと気づくシーンと,ハン尚宮が「もう一度競い合いを」と皇后に直訴するところ.

後半では新たに,王のチャングム寵愛とそれに翻弄されるミン・ジョンホ,という構図が出てきた.これは(まったく別のカードを出してきたようで)ズルイ,という感じ.でも告白させてもらうと,最も号泣したのが最終話のオチであったことも事実.だって,王の「ミン・ジョンホはチャングムを連れて明国へ逃げよ」という命令,「愛する男に過酷な仕打ちをしたこの王を許せ」.いや〜王様〜かっこいいです〜遺言がチャングムの命を守ることなんて.素敵な愛し方・・・
そして,チャングムを王の主治医という地位に着かせるために流刑も甘んじて受けるミン・ジョンホ.かっこいー〜〜.チャングムとネグミの役人が迎えに行ったら,綿の着物を着て畑耕していた.大いに泣けた.(53話あたりでミン・ジョンホを初めてカッコ良しと思った.それまでは単にニヤケ兄ちゃんって感じだったから)
さらに,チャングム・・・ミン・ジョンホが流刑になったら壊れるのではと予想していたけど,王の主治医として精進を怠らなかったこと.またまた泣けた.

目下の野望としては,完全版(できれば日本語字幕付き)をゲットしてもう一度最初から観ること(おい!).

<自分のためのメモ>
「次回は見逃さないぞ」シリーズ.
シン・イクピルは医局長辞表の届けを出すが,その後別に変わったことなく医局長の座にいる.これはどうしてか?(シン・イクピルは古谷一行みたいでちょっとカッコよかった)

チョン・ウンベクは,確か不治の病(がん)だったのだが,治療法を済州島で見つけて完治したのか?完治していないと医師の激務は勤まらないのだが・・・

「これはさすがにどうよ」シリーズ.
ヨンセンが産んだ赤ちゃん,8ヶ月の早産なのに特別なケアもなくすやすや眠っているし,どう見てもデカすぎ.サイズとしては生後4ヶ月くらいだ.