Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

1月の雑メモ

ベートーヴェン交響曲第9番、いわゆる第九。佐渡裕さんがほぼ日チャンネル(Youtube)で解説していた。
何気なく見たら、泣いた。
第一楽章 分断の始まり。レラー、という5度の跳躍。あー、分断されている。74小節目からの主旋律が、隣同士の音で作られている。(こうだったらいいな)表す気持ち。
第二楽章 ここも5度の分断。しかし、一楽章と違うのはスポーツ的な運動を伴った分断であること。付点音符の躍動感。そういえば。
第三楽章 ここで初めて、レとラをつなぐファ#が出てくる。そうか!
第四楽章 変ホ長調、神様を表す調。神々しい気持ち。冒頭、チェロバスが、分断回避に向けて動き出すー!
現在のロシアウクライナの状況を思い浮かべて聞くと、そしてこの解説を聞くと号泣だよー!

ついに来た。韓国KBS版(日本語字幕)のチャングムAmazonプライムで5話まで無料。なめるように見てしまう。それ以降は課金となるので、自分を律し、見ないように頑張る(お金の問題じゃなくて時間の問題)。
何が魅力って、韓国語で何言ってるかを感じられるところ。前回はNHKの録画だったので日本語吹き替えで、話が一発で頭に入っては来るが、物足りなかったのよね。この度、尚宮様を「ママンニム」と言っていることがわかり、だからなんだではありますが、面白いなーと。

「だむのおじさんたち」(初版)1959年
幼少の頃からひたすら好きだった本。モデルになったダムは、福島県檜枝岐村にあるんじゃないかな。と思って檜枝岐村のダムを調べてみた。大津岐ダムは1965年着手、竣工1969年だったので違う。奥只見ダムに違いない。1953年着手、竣工1960年。

国立フィルムアーカイブの展示室で黒澤明特集。ロシア文学からインスピレーションを得て「七人の侍」を製作。今度その視点でもう一度観ないとなー。

と思いつつも、味のあるライブ映像をずっとずっと観てしまう正月。ああ、草野正宗さんに「青春の影」(財津和夫)をカヴァーしてほしい。

吉祥寺のウクライナ料理店、Rey IIに行けて満足。美味しかった。米原万里さんオススメのチキンキーウを食して大満足。鳥の肉だんごを揚げたものだが、中にハーブ入りバターが埋め込まれており、ナイフで切るとバターがジュワ~。