Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

山形より

木曜日につくばから山形に来ました。アキちゃんは先週から夫と山形入りしているので、ヨーヘイ君と2人での旅。「おっきいばちゅのるの」「でんちゃ?」「かんせん(新幹線)!」ヨーヘイ君は大興奮状態で、長井線に乗っていた45分間はずっと抱っこを強要され疲れた、腰が痛いです。

今回の訪問の目的は、おばあちゃんのお世話。木、金は、夫と義母が寺の行事で福島に1泊するため、家が手薄になるということで助っ人として呼ばれました。おばあちゃん(87才)は正月に会ったときよりだいぶ回復し、車椅子からベッドへの移動もできるし、お便所は自分で行けるようになっていて、軽めの介助を1晩だけ担当するということです。ご飯出し、お薬を飲ませる手伝い、洗顔の介助、ディサービス送り出し。しかもご飯は全部用意しておいてもらった。ほとんど温めるだけのお気軽メニュー。さらに、木曜日はいつも頼んでいるお手伝いさんに来てもらって。こりゃ楽勝!

なのになのに。子どもの世話がもれなく付いている、という大きなハードルを忘れていた。朝、気合入れて早起きして、さあこれから!というときにヨーヘイくんが「だっこ〜だっこ〜、え〜ん」。おんぶ紐を持ってきたのにおんぶではだめだという。抱っこしながら家事はできないよ!もうちょっとスヤスヤ寝ててよ!

朝食の盛り付けもできずおばあちゃんの着替えを手伝うこともできず、ディサービスに遅刻しそうになり。結局、おばあちゃんが電話をかけてお手伝いさんを呼んでくれました。ワタクシ、何のために来たのやらorz

大いに落ち込みつつ、おばあちゃんを送り出し(私は声かけのみ、車椅子操作は介護士さんがお手のもの)、アキちゃんを保育園に送り出し。まともにできたことはヨーヘイ君に朝ごはんを食べさせ一緒に遊ぶってことだけかな。合間を縫って洗濯掃除。これってつくば生活とあまり変わらない。

夕方になり義母と夫が帰宅。娘が園バスで帰宅。おばあちゃんがディサービスから帰宅。やっと6人揃った。

小さい子どもがいてお年寄りの介護っつうのは、かなり熟練しないとできないなあ、と思ったひと時でした。でも子どもたちの顔を義母とおばあちゃんに見せられたので、今回はそれでよしとする。毎回こんなのばっかりだけど。今日、つくばに帰ります。次はゴールデンウィークに。