Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

えきねっと新幹線eチケットサービス

モバイルSuica特急券とは全然別物。そしてモバイルSuica特急券は廃止。
これはJR東のえきねっと部署とモバイルSuica部署が全く別の縦割り組織だからに由来している。こういうの、ほんとなんとかなんないのかねーとは思いつつ、これで便利になるなら良いが。
長年のモバイルSuica特急券利用者には改悪しかなくて、がっかり。
まず、大幅値上げ。例えば片道1000円とか。いまどき1割いきなり値上げするとか、ないよ??モバイルSuica特急券が安すぎただけ、という諦めモードもあるけれども!いまどき説明なしの1割値上げって(大事なことだから2回言いました)。モバイルSuica特急券は「乗車当日買っても1割引」だったんだよ。
そして、スマホ(または携帯電話)のUIの改悪。モバイルSuica特急券は、スマホにチケットをダウンロードする手間、変更の場合はアップロード(それぞれ預かり、預け入れと呼んでいた)はあったものの、「当日の発車6分前までなら便も座席も無料で変更可能」という多大なるメリットがあり、かつ、変更もめっちゃ簡単だった。これに慣れていたユーザーとしては、えきねっとアプリのひどいこと。何度も認証を求められ、手がワナワナして直前にこれじゃ乗り遅れそう。しかも直前に変更だと正規料金。なんなの、これ。
モバイルSuica特急券ユーザーだった人が紙の切符に回帰しているとか。そうだよね。JR東はeチケットを本気で普及させようとしているのかしら。怪しいもんだ。
ご新規さん、というかeチケットで初めて新幹線に乗る人にはメリットもあるだろう。交通系ICカードならどの種類にも対応していること、紙の切符より200円引き、という点。しかし、特定区間内の割引(東京都区内、仙台市内とか)はなくなっている。個人的には特定区間割引制度はわかりにくいので廃止に賛成なのだけれど、あまり説明がなくて、これは明らかに詐欺だわよ。