Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

新海誠さんの映画をまとめて鑑賞

ありがとう、下北沢トリウッド!!

彼女と彼女の猫(2000)
ほしのこえ(2002)
雲のむこう、約束の場所(2004)
秒速5センチメートル(2007)
この4本を連続で観て気が付いたこと。
・これら、および「言の葉の庭」「君の名は。」「天気の子」も含め、主題が全く同じ。ぶれてないことに驚きを隠せない。こだわりの人なんだな。
・世界を守るか、たった一人の彼女を守るかで逡巡する僕(基本、男子は何もできない、ウジウジ系)。結局世界じゃなくて彼女を取ってしまう。このパターンも共通している。
・一方で、描かれる女子は勇敢で現実的。男子憧れのお姉さんが出てくるのも共通。
・画の彩度が、ひえ~~っと叫んでしまうくらい美しい。東京の街もずっと見ていたくなる。
・台詞のユニゾンがやたらと多い。しかも男女でユニゾン。どことなくダサいのは絶対わざとだ。高校演劇のよう。声優さんも、棒読みの演技を指定されているようで、これも意図的だと推察する。