Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

in vitro毒性試験はどのように受け入れられていくのか

Toxicology誌の論文.展望論文?
Meek, B., Lipscomb, J.C. (2015)←いまのところin press.
Gaining acceptance for the use of in vitro toxicity assays and QIVIVE in regulatory risk assessment
http://dx.doi.org/10.1016/j.tox.2015.01.010
著者のMeekさんはSRAで何度かプレゼン聞いてる.カナダのCombined Exposures手法開発担当.この方はもちろんヒト組織を使ったin vitro毒性試験の推進派.これがスタンダードになる時代が来るのか?

ついでにもう一報.Chemosphere,2014年に出たレビュー論文.
Gallagher SS et al.(2015)
Cumulative risk assessment lessons learned: A review of case studies and issue papers. Chemosphere 120 (2015) 697–705.
http://dx.doi.org/10.1016/j.chemosphere.2014.10.030
2000年ころからUS EPAで続けられてきたCumulative RA議論のまとめ.こういう振り返りができるほど経験を蓄積しているのが,真似できないな〜と思うところ.結果はあまりぱっとしないけど(だから米国ではこの議論下火なのかな・・・)

で,Cumulative等の概念整理のために↓(日本語)
平成24年度化学物質複合影響評価手法検討調査業務報告書
[:title]