Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

子どもたちと舞台に立つ

仕事で,人前で話す機会が格段に増え,なんだかんだで月に2回はプレゼンしている.すっかり慣れちゃって,それもイカンなあと思っていたところ,なんと子どもたち3人と一緒に舞台に立ってしまった.次女は2歳7ヶ月で初舞台(笑)である.
長女が市の少年少女合唱団に所属していた関係で,「わらべ唄遊びの子役募集」みたいなノリで市民音楽祭への出演依頼があった.その日は,夫は仕事,義母は泊まりがけ旅行で,下二人の子守がいないという極めて安易な理由で3人を舞台に上がらせることに.出演した子ども9人のうち3人がうちの子,って・・・まあいいか.監視役も兼ねて私も当然舞台の上(親たちも合唱補助で歌うことになっていた).
元・合唱団員の長女は歌も手遊びも完璧だったが,問題は5歳の長男と次女.ステリハ(ステージリハーサル)と本番のみという一番やっちゃいけないことをやってしまった.長男はチョロチョロ君で,ステリハではステージの照明に興味を持って舞台から落ちそうになった(バカ).それでも周りは寛容で,なんとかなるよ〜でほんとに何とかなってしまった.大変だったことは,本番中,次女がずっと「ママ抱っこ〜」だったので腕が抜けそうになったことくらい.長男は私が本番前に口走った一言;「シャキンとできたら,あとでお菓子買ってあげる」で別人のようにしっかりし,前列で堂々と手遊びをしていた(練習ゼロなのに).次女は,舞台の上でも全然緊張せず,絶妙なタイミングで私語.しかも声がでかい.でも言うことが的確で大人はみな和んでた(ように見えた).とりあえず,無事終わってほっとしている.
私も舞台の上で気持ちよく歌ってきた.学会発表よりはずっと楽しいものだ(苦笑).
終了後,近隣で一番大きなスーパーに行って,お菓子売り場の前で小一時間楽しい時を過ごしたのは言うまでもない.