Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

RRR

S・S・ラージャマウリ=監督、2022年インド(テルグ語
正直、バーフバリのほうが面白かったかも。大英帝国のインド支配がひどいのはわかるが今のイギリス人が見たら怒り出すかも。と思ってネットを検索してみたらそうでもない。イギリス人も面白がっているとか。
暴力シーンや鞭打ち、流血が思いの外たくさん出てきて、韓国映画みたいだった。観客はより強いスリルを求めているみたい。
ストーリーはご都合主義で、かつ壮大でそこは大変良い。どんなにひどく傷を負っても主人公が決して死なないのも良かった。まるでトムとジェリー!筋肉ムッキムキで空中戦も何のその。あり得ないと思いつつ笑える。動物使いという設定で猛獣と一緒に敵地(インドのイギリス総督府)に乗り込むの笑える。指さして笑う。
ダンスもみんな上手で、特にイギリス人女性がインドダンスを完璧に踊れるのは、笑いしか出てこない。