リテーシュ・バトラ=監督,2013年インド・仏・独合作
この映画,なぜ観たいかと思ったかというと,インドの弁当配達人「ダッパー・ワーラー」がありのままにフィルムに映ってるんじゃないかと期待したから.
実は,主人公はダッパー・ワーラーさんたちじゃなくって,お弁当を作っていた主婦と退職間近の男やもめだったのね~.
地味な映画だったけれど,4段重箱のお弁当はおいしそうだったし,男やもめさんがだんだん笑うようになってきたからよかった.
ムンバイの自転車,バス,鉄道事情の記録映画としてもなかなか.会計事務所にパソコンが一台もないのは違和感があったけど.現代のインドのオフィスが全く電子化されてないってことはないでしょうに.