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タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

3月のライオン(後編)

大友啓史=監督,2017年日本
神木くんがだんだんカッコよく見えてくるのはお約束だが,今回は,後藤九段がとてつもなくカッコよかった.伊藤英明さんそのものも相当カッコイイと思うが,後藤九段の将棋に対するイッちゃってる姿勢,泣けた.そして,豊川悦司が演じる幸田が良かった,めちゃくちゃ良かった・・・子供の育て方あんな風にできたら憧れだなぁ(もちろんあんな父ちゃんに育てられる子供たちは試練の連続だと思うけど).
3月のライオンを前後編きちんと観たのは後編エンディングの「春の歌」を感じるためだった.スピッツのオリジナルをなぜ採用しなかったんだろうと,文句の一つも言いたい気持だったけれど,アレンジ版(歌:藤原さくら)はこの映画のエンディングとしてはぴったりだった.さすが!!でも,歌詞は草野さんの功績だね.「重い足でぬかるむ道を来た とげのある藪を掻き分けてきた」って零くんそのままじゃ〜!!