ジョージ・オーウェル (著), 高橋和久 (翻訳) [新訳版],ハヤカワepi文庫
長女に「動物農場」を勧めたら,一緒に買ったらしく逆に勧められた.
異なる意見が言えない,”間違った”過去は改竄される,上に反抗するものは粛清.近未来の「ビッグ・ブラザー」が支配する社会の単調な毎日は,読んでいて背筋が寒くなる.拷問シーンの描写も相当だが,それよりもこの社会の異常さのほうが怖い.
(170130追記)
米国大統領がトランプ氏になったからなのか,この本が世界中で売れに売れているそう.私(と長女),結構先見の明がある?