Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

二つの祖国(上),(中),(下)

山崎豊子=著,新潮社 (1983/01)
NHK大河ドラマ史上初の現代劇!って帯にある.「山河燃ゆ」の原作.活字で読むのは初だ.
当時10歳だった私は,この大河ドラマをかぶりつきで観てた.松本幸四郎(主人公:天羽賢治役)の大ファンになり,島田陽子演ずるヒロインに心ときめかせ.どこまでも乾いたインペリアルバレー近くの砂漠に”アメリカ”を感じた.
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賢治の父親役が三船敏郎だったことは特筆に価する!!苦労に苦労を重ねた日系1世の役,泣けた〜〜〜.敵国者ってことで監獄にいるとき,もう一人の息子(賢治の弟役:西田敏行)が面会に来る.
西田「父さん,元気ですか?」
三船「ああ,ファインじゃ」
世界のミフネが片言英語!!今も鮮明に覚えている.沢田研二が米国市民の役で「バナナ」と陰口を叩かれていたエピソードも今なお覚えている.「バナナ」その心は,”外は黄色いが中身は白い”から.
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・・・「山河燃ゆNHKアーカイブスでもう一度観たい.
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感想:
後半、つらすぎて読めなくなるおきまりのパターン。そして主人公は死んでしまうし。絞首刑になった戦犯7人の最期に、涙、涙だった。