Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

黒木瞳のエッセイ

子どもたちは,「水曜日のダウンタウン」が大好きで毎週録画してガン見している.この中でドッキリを仕掛ける,という企画があるが,ドッキリと分かった時の芸人さんの顔が一瞬見せる本音を映していてなかなか勉強になる.なんとも言えない悲哀を漂わせる人,目の奥で怒って脱力する人,・・・苦笑いだが悲しそうな人.
さて,朝日新聞黒木瞳のエッセイがあって,面白かったので書いておく.エッセイの内容は,『ドッキリ企画を3人に仕掛けるのだが,仕掛けられるうちの一人は,それがドッキリであることを知っている.その人は「あたかもドッキリであることを知らなかったように振舞ってください」というお題が出されているのだ.そして,スタジオのゲストが,その,あらかじめ知らされている人は誰かを当てる,という企画.これ,演じるとは何か,という根本に迫るものだ』
ホントこれ.素の自分とは何か,自分はドッキリを仕掛けられたときどういう表情をするのか,これでどんな気持ちになるか,など・・・人間って深い.なかなか良い企画だと思うんだけど,スタジオのゲストが当てることをできたかは知らないし,第一,番組名が分からない.誰か教えて.