Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

電子辞書がKindleで読めればいいのに

新聞の投書欄で,電子辞書が良いか,紙の辞書が良いかという議論があった.
紙の辞書は引いた言葉の前後の言葉も目に入るからいい,という意見.私もわかる.
でも検索機能が圧倒的に優れているのが電子辞書.これもわかる.あと,老眼が進むと字が小さいのキツいから電子のほうがいいって.
そうだ,紙の辞書をPDF化して本として読めるようにすればよいのだ.なぜこれって実装されないんだろう?
(辞書ページの上側にメニューバーを設けて,検索窓にする.そして,蛍光ペンでラインを引くような操作をすればコピー可能とかね.もちろん,拡大縮小自由自在.類義語が「=>」マークで示されていて,タップすればその語に飛べるとか?まるで,コンパクトにしたWikipediaだが)
そんなに大変なことなのかな,例えば版組とか.
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余談になるが,私も辞書は読む派.引いた単語の前後も目に入ったら読んでしまう.英語も,国語辞典も.
通っていた高校で,古典の先生から出た夏休みの宿題は「古語辞典を通読すること」.
もちろん,古典の宿題としては「源氏物語を原文と現代語訳で読み比べる」など,ほかの選択肢もあって,これはあくまでオプションの一つだったのだけど,実際に「通読」をやってきたクラスメートがいて(笑).完ぺきではないにせよ,最初から一字一句,最後までだよ?!
だから,辞書がタブレット上で本のように読めて,さらに検索も便利,という方向性は十分あり得ると思う!