スティーブン・スピルバーグ=監督、1981年米国(Lucus film、Paramount)
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が公開された記念に。もうちょっと丁寧に説明すると、観に行った夫が、「スター・ウォーズより、インディー・ジョーンズだよねぇ」と身も蓋もないことを言ってDVDを借りてきたので家族で観た、というわけ。
今観ると、良き時代のアメリカ映画を引きずっている最後の世代、という感じ。ありえないアクションでハラハラさせ、笑わせるという。
実際のアメリカはこの時期ひどい不況だったからねぇ。社会からは、リアリティを持って迎えられなかったんじゃないかな。それでも、メッチャ面白いから良し!こういう映画に巨額の資金を費やせるのが、アメリカの強さだよなぁ。
舞台は、ネパールからエジプト。インディー・ジョーンズは美女といい感じになり、洞窟内をさまよって閉じ込められたり、冒険に次ぐ冒険。ナチスとユダヤの宝物を奪い合うという、敵の設定がいかにもアメリカ的で単純、かつ能天気。