Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

インディー・ジョーンズ 〜魔宮の伝説〜

スティーブン・スピルバーグ=監督、1984年米国(Lucus film、Paramount)
さて、こちらも 〜レイダース・・・〜とパターンほぼ同じ。私のつけている映画鑑賞記録によれば、1999年にTV放映で観ているが、まるっきり忘れていた。
特筆すべきはキ・ホイ・クワン君。公開当時、私はこの映画を観に行かなかったけど、クラスで彼に憧れる女子が多発したのが記憶にある。今観ると、「カッコいい」というよりむしろ「可愛い」という印象を持ったので、私も年をとったなぁと苦笑してしまった。よく聞くと、クワン君は広東語を喋っている、興奮すると英語じゃなく広東語が出るという設定。
舞台は1935年。上海〜インド。上海のクラブの店名が「OBI WAN」なのが、スター・ウォーズ意識してるって感じよね。クラブで大きなダイヤの取引してるんだけど、ボス役がロイ・チャオ(喬宏)。この濃い顔、どっかで見たと思って思わず調べてしまった。上海の様子はマカオロケ、インドの様子はスリランカロケだったみたい。ヒンディー語が少し分かった。「ジャルディーカロー」は早く行けとか早くしろ、って意味だと思う。
飛んでいる飛行機はプロペラ機(当たり前か)だけど、ヒッチコックの「海外特派員」と同じようなショボい飛行機。飛行中に脱出して(平たく言うと飛び降りて)死なないインディーたちには、ありえねー、と笑うしかない。