馬場康夫＝監督，2007年日本（ホイチョイ・プロダクションズ）
このプロダクションの馬鹿っぽい映画は好きだなあ．バブルがはじけた時，私は高校生で，自分でお金を稼いで使っていなかったので全く実感は湧かなかった（親も全然影響されなかったみたい）．だから，この映画にはバブル時代の行動様式がデフォルメされて描かれているらしいので興味本位で観てみた．
六本木アマンド前の様子とか，大学生の卒業パーティーがクルーズ船貸し切りとか，ディスコで踊っている飯島愛とか．ネタとしては面白かった．
タイムマシンがすごく嘘くさいのも良かった．広末涼子は綺麗だしこの映画の馬鹿っぽさによく合っていた（しかし，27歳には見えない，そして子ども生んでいるようには見えんな，若い）．
で，バブル崩壊のきっかけは，Wikipediaによると1990年3月の通達「土地関連融資の抑制について」（総量規制）だそうだが，その点は事実通りだったわ．それを，2007年現在からタイムマシンで移動して，通達の発表を止めさせるってんだからね，ハチャメチャぶりは面白いなと．
