Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

プラチナデータ

東野圭吾=著,幻冬舎文庫
映画に豊川悦司さんが出ると書いてあって,どんな役かなとちょっと気になって書店で立ち読みしてたら,勢いで買っていたorz.
私はあまりミステリは読まないんだけど,読み始めると一気なタチなので,この作品も夜更かしして読了.
東野圭吾さんの小説は初めて読んだ.文章がうまくて内容もものすごくわかりやすいので,一回も前を振り返って読むことなくサラサラと・・・こういうのは味のある読書といえるのだろうか.でも面白かったのでよし.
近未来のお話.DNA情報から完全に形質が再現できる(DNAの情報だけで本人と寸分違わぬ顔が描ける)という設定.ほんとうにそんな時代が来るかも〜とすっかり乗せられてしまった.それほどまでにリアリティがある筆致,さりとて無味乾燥でもない,そのへんのバランスが絶妙な作家さんなのね.