ジョン・ウー(呉宇森)=監督,2008年(中国・香港・日本・韓国・台湾=合作)
週末,ちょっと時間があったのでDVDにて鑑賞.
最初出てきた金城武くんを見て思わず「オッサンになったな〜」と口にしたワタクシ.ええ,同い年なので私も年をとったということでしょう.
でも,金城くん,いい具合に時代劇が似合うようになった(感涙).今も大ファンというわけではないが,そういう成長を見ると嬉しい.
その割にトニー・レオン(梁朝偉)があまり変わってない.昔から年齢不詳キャラだったからね.
驚いたのは,孫権の役をやってたのがチャン・チェン(張震)!あの「ブエノスアイレス」でトニー・レオンの新しい”恋人”をやった,爽やかな少年!(チャン・チェンすっごくきれいだった,しかし若干ハタチでゲイ役ってウォン・カーウァイの世界はなんでもありなんだなぁと,当時20代でまだまだ人生を知らなかった私は呆然とした.) たしかに,孫権ちょっとナヨっとしてる・・・(いや,ここでトニー・レオンとチャン・チェンが恋人同士とかだと,全く別な話になっちゃうよなあ・・いらん想像をしてしまったことは内緒)
筋は分かりやすく,CGもやり過ぎな感じ,「ありえね〜」で,それが中国っぽくて単純に楽しめた.(なんてったって白髪三千丈の国ですからこうでないと)
そして,台湾の俳優(リン・チーリンとか)と中国(香港)の俳優と日本の俳優(中村獅童ね)が同じ映画で輝いてるのって,ワケもなく感動するのでございます.こういう国境の越え方はいいなあ,と.
これが感想か!って感じですが,Part IIが楽しみ.