中国版RoHSとの兼ね合いって、どうなってんの?
中国建材、テルル化カドミウム太陽電池を本格生産へ=年50万kW規模−四川省
4日付の中国紙・中国建材報(1面)によると、国有建材大手の中国建材集団(本社北京市)は、シリコン系太陽電池に比べて低コストで変換効率が高い、テルル化カドミウムを原料とする薄膜太陽電池の生産を本格化する方針だ。このほど、四川省成都市で出力5000キロワット規模の製造設備を稼働させるとともに、新工場の建設工事も始めた。
新工場の総投資額は40億元。2012年までに同電池の年産規模を50万キロワット規模に引き上げる計画で、本格稼働後の売り上げは年70億元を見込む。
受け皿「成都中光電阿波羅太陽能」は、傘下の蚌埠玻璃工業設計研究院が地元の四川阿波羅太陽能科技と共同設立した。四川阿波羅は現地にテルル・ビスマス鉱山を保有し、同電池の製造技術も開発した。(時事通信社、2010/01/07 09:48)