Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

車を手放す

つくばの車、あっさり手放した。廃車にすることも検討したが、状態が良かったので車屋さんと相談して代車として使ってもらうことに。いわゆる譲渡契約、ってやつ。その手続きはあまりにも簡単で実印を3箇所に押すだけ。白紙の様式にハンコをポンポン押しちゃったんで、だまされていないといいけど。
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別れの経緯
1)つくばは街のサイズがどうも中途半端で、職場まで2.5km、保育所を経由しても3kmちょい。これで車を使うのは間違っているでしょ!と当初から違和感があった。本来、車ってのは数十キロを走るためにあるもんですから。でも子持ちだと泣く泣く車を持たざるを得ない。だれだよ、つくばの都市計画したのは!
2)で、最近になって故障が多くなり、こういうののメンテも嫌いではないので、本気出せば”私がやってやろうじゃん”モードになるが、何せ時間に余裕がない。故障は子どもの病気と同じで突然なのが精神的にも負担で負担で。
3)さらに、今年1年はぜんぜん乗らないとなると維持費用がもったいなく思えてきて・・・
これなら手放すよね、だれだって。
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さて、車のコストを冷静に計算すると以下のとおり。
ランニングコスト
車検+自賠責7.5万円(2年ごと)・・・ミニマム
その他メンテ費用(タイヤ交換、オイル交換、故障箇所修理)3万円/年・・・ここ数年の平均。安全に走ればOKと考えて、これもミニマム。
自動車税3.25万円/年・・・去年から値上げされた
保険3万円/年・・・2台目割引のため激安。保険使用未だなし。
ガソリン代は乗らない場合ゼロ。(ちなみに、目いっぱい乗っても0.5万円/月だった。年に5千キロしか乗らないので。)
・・・ということで、まったく乗らなくても月に1万円かかってるってことか。タクシー利用のほうが明らかに賢い。
<初期コスト>
日産マーチ旧型(新車登録から7年目の中古車、走行2.8万km)、売価38万円、乗り出し54万円を50万円に値切る。
・・・これで7年半乗ったわけだから、初期コストはランニングコストに比べて小さい。

やっぱ、手放して正解だね。来年度からは自転車生活っていうのも身軽でホッとする。いや、もちろん少し感傷はあるけどね。