ニール・ジョーダン=監督,1989年アメリカ
ロバート・デニーロ,ショーン・ペン,デミ・ムーア。
デニーロ,カッコよかった。
時は35年のカナダに近いアメリカの刑務所。極悪囚人のボブが処刑される寸前に看守たちを撃ち殺して脱走を謀った。処刑場にたまたま居合わせたコソ泥のネッドとジムは訳がわからないままボブと共に脱走し、二人はカナダ国境を目指すのだった。しかし途中で老婆と出くわし、出任せで言った言葉からあれよあれよと言う間に著名な神父様に間違われ……。
想像していたラストと違ったが,デミ・ムーアが演じるシングルマザーは強くて美しい。
1930年代。社会の様々なところがおおらかな時代で,教会という場では人を信じることが無条件に尊ばれたのも素敵だった。
また,囚人たちの逃走劇と言えども,こいつら絶対最後には助かるぜ,と思える安心感があり,囚人モノなのになぜか幸せを感じた。