Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

プラハ出張

プラハで学会があるという情報をゲットし,二つ返事で申し込んでしまったのが去年の11月くらい.オーケストラ経験者なら,一度は行きたい憧れの街だし,プラハの街並みはきれいで有名なので.

この話を夫にしたところ「俺も行きたい」・・・大丈夫なのか?仕事・・・まあ大人なので過剰な干渉も良くないと思って,「ふ〜ん,いいよ」.とりあえず飛行機チケットを合わせて取ることに(私は公費なので職場経由で予約が必要だ.念のため「一人分は公費,もう一人分は私費,というチケットは手配できますか?」と聞いたらOKのことで,この辺の手続きは余裕).

プラハは直行便がないので,最短経路となると,乗り継ぎはワルシャワヘルシンキワルシャワのほうが10分くらい所要時間が短かったものの,少し高かった,ということで,ヘルシンキ経由のフィンランド航空を選択.私はムーミンがすごい好きでもないし(本は大体読んだけど),機内食も普通っぽいし,航空会社自体はそれほど惹かれないが,まあ安いので.

で,出発の前々日だったか,なんと埼玉の檀家さんがお亡くなりになり,前日が葬儀に.夫は埼玉→つくば→成田空港→プラハという大移動になってしまった.そしてあまりに荷物が多いので,新幹線移動が大変すぎて,なんとなんと車で長井から埼玉,つくばと来たのであった.

つくばの私の住まいに,見慣れた山形の車がつけられて,なんとも不思議な気分だった.しかし,成田空港までは圏央道が開通して,つくばからは車で1時間以内で行けるようになったから,圧倒的に楽させてもらうのも良いかと.そしてもう10年以上前になるけどインド家族旅行の時,成田空港周辺駐車場に預けて便利だったという経験もあったので,これも「余裕っす」と.

サクッとパーキングを予約してレッツラゴー.茨城県での運転はめっちゃ久しぶりだったが,快適に成田空港へ.
フィンランド航空の機内食JALANAよりは味は劣るけど思ったより美味しい.
(続く)

個人的には初の東欧(地理的には中欧だが,旧共産圏という意味で).これが観光地として素晴らしくレベル高い.
まず,都市交通システムが素晴らしい.サービスは最低限だが分かりやすくストレスがない.初日にシステムをすべて理解でき,本数も十分.自分の力で好きな場所に自由に動ける感覚が得られることは,観光地にはとても大事.
食事もレベル高い.ビール毎晩飲んでいた.安いと一杯100円から.
カレル橋,プラハ城をはじめ,どこをとっても絵になる建物と街並み