Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

無縁社会

NHKスペシャル取材班=編著,文春文庫
女性は職業婦人&生涯独身で年老いて一人,男性は借金などを背負って離婚して一人,というトーンの違いが際立った.もちろん,男性も「女性に縁がなくて・・・」って例も紹介されていたけど,やっぱり女性のほうがポジティブで幸せに生きているなあと思った.これは,編集や取材により作られた像なのか実際そうなのか?
そして,我々の世代があと3,40年したら立派な老人だけど,そのとき「無縁」な理由も今とは違うだろうなと思った.インターネットの浸透とそれがつなぐ緩い縁で,もっと自由に一人ライフを楽しめるようになると思うんだけど楽観的すぎるかな?