2009-05-14 科学技術と知の精神文化 読書 科学技術振興機構社会技術研究開発センター (編),丸善 執筆者のお一人からいただいたので,珍しく真面目に最初から最後まで読んでみた. ”科学技術は何をよりどころとし,どこへ向かうべきなのでしょうか”とあるけれど,翻訳すれば”日本の教育制度や研究予算配分をどのように工夫すれば世界に先駆けて独創的な研究ができるのか(そのように誘導できるのか)”っていうのが問題意識のようだった.江戸時代にまで遡った議論は面白かった.でも全体に難しすぎて,結論も出ないようなテーマだしということで消化不良気味.